導入したきっかけは何ですか?
私は父と二人で牛舎管理を行っていますが、2人とも兼業の為、牛舎でじっくりと牛を観察する時間を取ることが難しいところがありました。昨年の冬場に仔牛を数頭死亡させてしまい、仔牛の事故を無くす為に何か良いものがないかなと探していた時に「アットモーメント」の存在を知りました。アットモーメントは牛舎外でも仔牛の状態をいつでもモニタリングできるため安心して管理ができること、また、少ない時間で的確に異変のある仔牛を発見することができるので導入を決めました。
実際に導入してどのように運用されていますか?
牛舎見回り時はグラフで仔牛の動きを確認して目視と組み合わせ使用しています。
日中、牛舎外に居る時はアラート通知とグラフをチェックします。様子のおかしそうな個体を確認したら、父と相談してどちらかが早めに牛舎へ向かい、仔牛の様子をいち早く確認するようにしています。
導入したことで何が変わりましたか?
一番変わったと感じるところは、牛舎外で仔牛の動きが確認できるので安心して業務を行えるようになったことです。
私たちは専業農家さんよりも牛舎で作業を行える時間は短いですが、アットモーメントを導入して効率的に作業を行い、現在の頭数を無理なく管理することができるようになりました。
<取材先情報>
農事組合法人 藤ノ木和牛肥育組合 様
黒毛和牛 母牛55、肥育64、種雄牛6頭
建設業、焼肉店との兼業農家