牧場について教えてください
― 就農したのはいつからでしょうか?
野口さん 2015年5月です。
― 野口畜産さんは、素牛の評価が高いと聞きました。また、士幌町は国産肉牛の飼育頭数が国内でもトップクラスだそうです。その中でどのようにして高い評価を得るまでになったのでしょうか?
野口さん 病気の早期発見により健康的な牛を目指すとともに、草を多くあげて肥育に向いた牛づくりを心掛けました。
― 飼育するときに気を付けている所はどこでしょうか?
野口さん 1頭1頭の性格を理解するように努めています。仲の悪い牛どうしは、群を変えるなどして牛にストレスがかからないよう、しっかりと観察できるような体制を整えています。
導入したきっかけは何ですか?
― 今、野口畜産さんで抱えている問題を教えてください。
野口さん F1よりも和牛の方が病気になりやすいので、今よりも病気の早期発見を徹底したいと思いました。
― 仔牛の頃から健康に育っていますが、なぜアットモーメントを導入することになったのでしょうか?
野口さん 和牛を増頭したことにより、以前より病気になる牛が増えてしまいました。インターネットでアットモーメントを知り、病気の早期発見に役立てられないかと思い、導入を決めました。
アットモーメントについて
― 今はどのようにアットモーメントを運用しているのでしょうか?
野口さん 朝と夕方に活動量を確認することを徹底しています。
― アットモーメントに対して要求はありますか?
野口さん 挙げるとしたら、治療簿としてよりシンプルに使いやすく操作できるようなシステムの改善でしょうか。
― アットモーメントの評価をお願いします。
野口さん 異変の前兆に活動量が低下していることが分かり、病気の早期発見ができています。その時抱える課題に合った、より柔軟な設定ができるようさらなるシステムの改善に向けて、お互いに意見交換しながらレベルアップしていただきたいです。
<取材先情報>
北海道河東郡士幌町上音更250
野口暁裕 様
一貫・素牛販売
総頭数約1400頭、仔牛200頭
ホームページ:https://noguchi-farm.net/