仔牛の疾病予防対策に

【和牛一貫】A牧場兵庫県

@MOWMENT(アットモーメント)について

― 導入したきっかけは何ですか

社長 以前から仔牛の疾病の早期発見をし、業務の省力化のできる商品がないか探していました。

そんな時に@MOWMENTを発見し興味を持ちました。

 

― どのような使い方をしていますか?

社長 生後3~5日でタグを装着しています。31時間経ってデータが表示され始めると、若手のスタッフたちが危険アラートのチェック、管理スタッフは朝9時・昼・夜と各仔牛の活動グラフを確認し実際の仔牛の様子と見比べて治療の判断材料にしています。

 

― 導入して効果は感じられましたか?

社長 仔牛の活動量が低くなった後に上昇した場合、【回復傾向】と表示が出ます。その部分を活用し、実際の治療の開始、終了タイミングが適切だったのか?などの答え合わせとして使用しています。

<「回復傾向」の表示と、活動量グラフ。一番右を見ると、危険エリアから抜け出しています>

アラートが継続していてもそろそろ大丈夫かな?と判断した牛が翌日ぶり返すこともあるので、次回牛を見るときの参考にしています。
今年は導入が仔牛のピークより少し遅くなってしまったので全体の1割を導入し、お試しを兼ねて使用方法を試行錯誤していました。秋ごろから分娩が増えてくるので今年は期待しています。

 

最後に・・・

― @MOWMENT(アットモーメント)を活用しての今後の取り組みなどあれば教えてください

社長 活用方法としては、担当者を決めてそこにデータを集約し、指示系統を確立することが出来れば業務の省力化が達成できるのではと感じています。
また、使用していく中で「こうなったらいいな」と思う部分も出てきました。要望として伝えたことが改善されれば全ての仔牛への導入を検討しています。

 

<取材先情報>

兵庫県 A牧場
<和牛一貫>
繁殖300頭 肥育90頭

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