牧場について
栃木県那須塩原市にある、搾乳がメインの乳肉複合経営農場です。
出生数は100頭/月、和牛とホルスタインの比率は6:4です。
飼育プロセス: ハッチで30日間飼育後、(哺乳)ロボット牛舎に移動し4ヶ月で離乳まで後方にスライドする方式を採用
@MOWMENT(アットモーメント)について
― 導入を決めたきっかけ・理由は何ですか?
池田さん アットモーメントを知ったきっかけは、他農場さんの見学に行った時に(アットモーメントを)付けられるのを見させていただいて、薦めていただいて始めたというのがきっかけです。
導入を決めた最大の理由は、日本人だけのスタッフではないので、より分かりやすいように、牛の状態管理というのを明確にできるようにというのが理由です。
― 仔牛に関する悩みや課題があったのでしょうか?
池田さん 導入前は小さいスペースで飼ってて、あまり問題という問題はなかったんですけど、規模拡大によって管理の難しさというのは、実感はせずとも予想はしていたというところで、他農場さんの見学に行って、いいものを見させていただいたという感じでした。
― どのように活用されていますか?
池田さん ロボット導入時に、ロボットに入れる時に全部タグをつけて、日々の活動量をチェックしているという感じです。
主に携帯で確認しています。携帯、パソコンもちょっと今電波悪かったりして使えてないんですけど、ちゃんとできる時は、まだまだ勉強不足でちょっとわかんないところが多いんですけど、パソコンも活用したいと思ってます。
― 導入してから、どのような効果がありましたか?
池田さん 割と、思ってた通りの牛の動きというのもあるんですけど、異変が出た時の反応は本当いいなというのは実感しました。
もともと調子の悪い立ち直りかけた牛とかもロボットに入れてしまうんですけど、そういう牛の些細な反応というのをちゃんと反映してくれるというんで、もともと自分も気にしてたのがちゃんと(データに)出てくるというのは本当ありがたいなというのはあります。
―同業の方にお勧めするとしたら、どんな点をお伝えしたいでしょうか?
池田さん やっぱり牛を見る習慣がない方とか、病気の多い農場さんとか、そういう方たちは本当つけた方がいいんだろうなとは思います。
牛の万歩計みたいな感覚で、人間と同じ感覚で、そういうニュアンスで、ちょっと面白そうだなみたいな感じで始めていただければなというのはあります。
<取材先情報>
栃木県那須塩原市
代表取締役社長 池ヶ谷裕記 様
哺育・育成部主任 池田稔 様
乳肉複合経営
総頭数2,200頭
池田さんのインスタグラム