ICT機械の導入で業務の省力化が可能に

【和牛一貫】有限会社ビッグファーム 様/宮崎県児湯郡

牧場について

― 開業された時期と当時の母牛の頭数を教えてください。

塩月社長 今年で18年目になります。最初は母牛3頭から始めました。

 

― 現在は何頭まで増えたのでしょうか?

塩月社長 母牛が500頭、仔牛が250頭ほどですね。ただ、2010年の口蹄疫の流行で0頭になってしまったので、実質10年ほどでここまで増やすことができました。

 

― 飼育上、心がけていることはありますか?

塩月社長 できる限りすべての仔牛を健康な状態で出荷するということを心がけています。

 

@MOWMENT(アットモーメント)について

― 導入したきっかけは何ですか

塩月社長 業界全体を通して言えることですが、人手不足というところで、作業の省力化を考えていました。検温するにしても250頭をすべてチェックするのは時間的にも難しく、検温する牛の目星を付けることができたらと思い、導入を決めました。

 

― 実際どのように活用されていますか?

塩月社長 朝、牛舎に来てその時点でアラートが出ている牛はすべて検温するようにしました。

また、ハッチから群飼いに移動して、うまく群れに馴染めない牛を見つける事にも活用しています。

 

― 導入してみて効果は感じていますか?

塩月社長 導入前より、重症化する仔牛や中耳炎の仔牛が減少したと感じています。

仔牛の1日の行動が把握できるようになって改めて牛に対する理解を深めることができました。

 

最後に!

― @MOWMENT(アットモーメント)を通じて将来どのような牧場を経営していきたいですか?

塩月社長 アットモーメントのようなICT機械によって、業務の効率化を図り、農家でも一般企業のように稼ぎがあって、休みもとれるということ知ってもらい、業界のイメージを覆せればと思っています!

 

<取材先情報>

宮崎県児湯郡都農町
有限会社ビッグファーム 様
和牛一貫
繁殖母牛 500頭 仔牛250頭

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