導入したきっかけは何ですか?
生まれて間もない和牛の仔牛は飼養が難しいと感じていました。近年の厳しい暑さや寒さで体調を崩す子も多く、最悪の場合死に至ることもありました。朝晩交代シフトで管理していますので、和牛仔牛を担当する専属のスタッフがいません。そのため、交代時の引継ぎ不足などで細かい管理がうまくできていませんでした。そこで、少しでも管理をしやすくできないかと思い、アットモーメントの導入を考えました。
実際に導入してどのように運用されていますか?
生まれてから4カ月齢までの仔牛にタグをつけています。従業員は毎日「仔牛の個々の活動量」を必ずチェックしています。「活動量」が低ければ、便状確認や検温を行います。また、治療した場合は病状や薬の種類、量、投与した日時などを細かくシステムへ入力し、治療履歴をだれが見ても分かりやすいように管理しています。(治療時は、紙ベースでメモし、時間を作ってアットモーメントのシステムに治療履歴を入力している)
導入したことで何が変わりましたか?
活動量グラフを見れば、ひと目で個体ごとに体調の良し悪しがわかるようになりました。また、アットモーメントを導入したことで従業員のみんなが仔牛を「1頭1頭を大切に飼おう」という意識も高まったので、導入して本当に良かったです。
<取材先情報>
愛知県豊橋市 うららかふぁーむ株式会社 様
酪農業
搾乳頭数 90頭
仔牛頭数 和牛20頭
HP: https://uraraka-farm.amebaownd.com/
Instagram: https://instagram.com/ulalakafarm?igshid=YmYyTA2M2Y=