導入したきっかけは何ですか?
増頭していく中で、労力不足や仔牛の体調変化の見逃し等のトラブルに不安がありましたが、アットモーメントの「グラフの動きを見れば誰でも簡単に仔牛の活動量を確認できる」というところに惹かれました。
仔牛の価値が上昇している中で、アットモーメントを利用することで農場スタッフ各々の牛を見る目のレベルアップに繋げ、少しでも価値を下げずに出荷まで行うために導入を決めました。
実際に導入してどのように運用されていますか?
毎日妻とアラートをチェックし、二人で話し合いながら体温測定など必要な処置を行うようにしています。
アラート発生時に特に異常が見られなくても、その後1~2日で熱発や下痢が発生することが多く、アラート発生時から気に掛ける事で疾病の予防としてとても役立っています。
導入したことで何が変わりましたか?
今までは目視での飼養管理で疾病など全て発見できると思っていましたが、実際アットモーメントを導入した事で目視での発見の前に活動量が低下していたり、何かしらの予兆が出ていたことに気付くことができました。
また、牛舎以外で畑などでも仔牛の状態が確認ができるので牛舎に戻ってすぐに治療を行う時の判断材料としてもとても役立っています。
<取材先情報>
古河畜産 様
和牛繁殖
飼育頭数: 母牛 約70頭、F1 約30頭、育成 約10頭、仔牛 60頭