@MOWMENT(アットモーメント)について
― アットモーメントを知ったきっかけは何でしたか?
松野さん 知ったきっかけは、畜産農家の友人からの紹介で「入れてみませんか」という話をいただいたことです。
― 導入前の課題や不安に思っていたことがあったのでしょうか?
松野さん 誰もが牛の状況や体調を把握できるわけではなく、経験の浅い人もいます。うちは特に外国人の研修生も働いてもらっているので、見逃しがなるべくないようにという思いがありました。導入にあたっては、入力したり確認したりする手間が煩雑にならないかという不安はありました。
― 導入を決めた理由・決め手はありますか?
由香さん 関連の牧場からの勧めと、「こういうふうに改善しましたよ」という資料を見せてもらったことです。仔牛はすごくデリケートな生き物なので、体調不良の仔牛を減らすために底上げができるのではないかと思いました。
松野さん 他のメーカーと比べても安価で使いやすそうだったというのも決め手でした。
― 導入直後の率直な感想を教えてください。
松野さん アラートが鳴る牛がいるので、見逃しがあったんだなということにまず気づきました。
― 設定や操作で戸惑ったことはありますか?
松野さん 扱いやすくて入力もしやすいと思いました。入力は私がしていますが、特に難しいことはありませんでした。
― スタッフの皆様の反応はどんな感じでしたか?
由香さん 最初は社長が入力して、アラートが鳴った牛を私が(哺乳担当に)伝えるところから始めました。
今は外国人スタッフもスマートフォンにアプリを入れていて、哺乳部門の4人が使っています。ミルクを作る人がアラートをチェックして、牛の様子や体温、鼻水や下痢の有無などを確認してホワイトボードに書いて報告する形にしています。作業は増えましたが、早く発見できて早く治療できる効果は感じています。
― 使っている中で意外だった点はありましたか。
松野さん 人間がほとんど気づくのですが、やはり見逃しがあって、アラートが鳴ってから発見することもあります。また、夜の間など牛舎にいない時でも見守ってくれているのは良い点だと思いました。
―同業の方にお勧めするとしたら、どんな点をお伝えしたいでしょうか?
松野さん 人の目だけでは、どうしても見逃しはあります。
特にスタッフ数が多かったり、経験差がある現場では、こういう仕組みがあることでかなり助けられています。
「早く気づいて、早く対応する」という意味では、非常に役立っていると感じています。
<取材先情報>

福岡県直方市
代表取締役社長 松野竜大 様
哺育責任者 松野由香 様
酪農・和牛繫殖経営
総頭数 450頭
∟搾乳牛 80頭
∟繁殖牛 200頭
∟育成牛 170頭
